【四季折々の庭】
青岸寺庭園は、補陀落山の世界を表現した枯山水様式の庭園で、石組みが非常に多く、水を表すのに苔が用いられているのが特徴です。太尾山を借景とした造りとなっているので、春夏秋冬、四季折々の風景が楽しめます。特に六月初旬のさつきや、秋の紅葉、冬の雪景色などは一層美しく鑑賞いただけます。
また、和洋折衷の寄せ燈籠や、降り井戸形式の蹲、禅僧森田悟由禅師ゆかりの書院「六湛庵」も見どころのひとつです。

【二面性のある庭園】
普段は苔の枯山水庭園ですが、ある一定以上の雨量が降ると、池泉庭園へと姿を変える、全国的にも非常に珍しい造りとなっています。地下水が伏流水となって湧き出てくるため、水の透明度も高く、澄んだ水底に青々とした苔が煌めく様はエメラルドのよう。雨の日ならではの神秘的な美しさとして高く評価され、日本経済新聞「なんでもランキング」（2024年5月発表）の「雨の庭園」部門で、全国1位に輝きました。
年間を通して数回しか観ることのできない貴重な姿ですので、梅雨時期や多量の雨が降った後こそ、足を運んで頂きたいです。

【青岸寺内茶寮　喫茶去～kissa-ko～】
青岸寺では、参拝者の方を対象に喫茶もご利用いただけます。是非、名勝庭園を愛でながらゆったりとした時間をお楽しみください。(詳細やメニューは別ページに記載)
提供日：水~日曜日（水曜日はドリンクのみ提供）
提供時間：10:00～16:00（冬期は15:30まで）
※お盆月やお正月などはお休みを頂きます。

【各種イベント】
青岸寺の魅力をより多く発信できるように、毎年各種イベントも開催しております。
庭園ライトアップや寺マルシェ、アート作品展や音楽会場の提供なども行っておりますので、お気軽にお問い合わせくだい。