作務!作務!作務!!作務三昧
師走とは良く言ったものです。山寺はとにかく作務(掃除)が大変です。年末になると紅葉の落ち葉掃き清掃をしますが、量が半端ではない。参道の落ち葉を集めて捨てるだけでまる一日かかります。他にも同じ量の落ち葉の清掃が何か所もあります。
落ち葉掃きをしたことがある方ならわかると思いますが、雨や雪が降ると落ち葉の掃除は大変になります。今年は都合悪いことに悪天候が続き、致し方なく雨具を着用して作業しております。
青岸寺の住職になってとにかく作務は毎日が日課です。拝観者が起こしになりますので尚更です。草取り、掃き、拭き、剪定、窓ふき。作務、作務、作務。
本山での修行時代も作務はしておりましたが、今思えば楽なものでした(笑)何せ人手がありました。今は一人です。
この作務三昧こそ当たり前の日常です。
自分がしたくて作務しているのではなく、作務をしなければならないので作務をしております。
日々作務。只管に作務をすること。日常に作務が同化して当たり前になった時に、仏道修行に成っているものと心より感じます。
住職 永島 匡宏 合掌
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