大阪寺族研修会/青岸寺
みなさんこんにちは。
昨日、大阪宗務所寺族研修会を青岸寺にて開催いたしました。
青岸寺のようなマイナーな観光寺院が研修道場として選んでいただき光栄な事であります。
これは大阪宗務所長様との有難いご縁もあり、実現いたしました。
まず初めに研修会開講式を青岸寺本堂にて厳修し、宗務所長様のご挨拶。本道場の住職である拙僧が挨拶いたしました。
その後は青岸寺の拝観をさせていただき、青岸寺茶寮の喫茶去セットを堪能していただきました。
一応、研修という事もあるし、青岸寺が一般的な寺院とは少し異なる為、観光寺院として地域や布教について住職の思いをお話しさせていただきました。
寺院はここの環境(檀家数、地域性)によって明確に異なりますし、住職と寺族の性格や能力によっても違います。一概に正しいやり方は存在しません。しかし、全体的に見れば、檀信徒の減少、墓じまい、宗教離れなどはまった無しで進んでいるのは、皆共通認識であると思います。
それだけに、現在の住職、寺族様の行動や活動が非常に次世代に継承する上で重要になってまいります。10年後、50年後の寺院の未来をある程度予測していく必要性があるかと思慮しております。
現在の住職と寺族様たちが寺院に何を残すのか、地域にどのようにかかわりを持つのか、仏教とどのように実際にかかわっているのかを再認識して動かねばならない時であります。
大阪寺族会の皆さまにとって、この度の研修が実りあるものになっていれば幸いでありますが、なによりもこの良縁を下さいました、宗務所様、宗務所長様には深く感謝申し上げます。
住職 永島 匡宏 合掌
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