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滋賀県立伊吹高等学校にて講義/住職日記

講義の様子

皆さんごきげんよう。昨夜は「皆既月食」でした。しかも天王星の出入りする「天王星食」となると442年ぶりの現象だそうです。

人の一生からすると途方のない年月に感じますが、宇宙からするとほんの一瞬の事かもしれませんね。

昨夜の皆既月食

さて、先日米原市にある伊吹高等学校より講義の依頼がありました。内容は、お寺をどのように護ってつぎに伝える活動をしているのか、その為に大切にしている行動理念などを講義?してまいりました。

これから就学、就職をする学生さんたちに人生の先輩として、私なりにメッセージを伝えさせていただきました。

高校生の講義は初めてでしたが、中々難しい。私自身よい経験です。

伊吹高校の生徒さんは廊下ですれ違う度に必ず挨拶をしてくれます。本当に気持ちの良い学校です。

伊吹高校の校訓がしっかり伝統として継承されているのでしょう。

さて、青岸寺は650年以上からある寺院です。前回の天王星食から護り受け継がれてきたことになります。

どれだけの方が、青岸寺を後世に残す為に尽力してくださった事でしょう。青岸寺だけではありません。現在ある公共機関や数多ある伝統、文化は先人たちによって受け継がれてきた大切な遺産です。

誠に有難い事です。

伝統、文化は先人を敬い、時代に即して発展させるものだと思っています。古きを学び、今を知る。今を知るが故に未来を語る、です。

今回の講義は私にとっても初心を思い出させてくれるものとなりました。この機会を下さった伊吹高等学校様には心より御礼を申し上げます。

住職 永島 匡宏 合掌

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