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地元の小学校へゲストティーチャー/住職日記

授業の様子

令和4年11月14日に米原小学校に講義をしてまいりました。地域の歴史探求などを通じて伝統や文化を学び、さまざまな学習をする力を育てる授業になります。

小学4年生の児童たちが事前に青岸寺について学習し、実際に住職の話を聞く授業で招かれた講師を、ゲストティーチャーというらしいです。なんかカッコイイですね。

さて、今回はお寺を護持し次の時代に継承する中での活動や、考え、大切にしている事などお話しさせていただきました。抽象で簡略化した言葉が苦手なので、子供たちに伝えるのは個人的に大変な作業でしたが、私なりにお伝えさせていただきました。子供たちもメモを書きながら一生懸命聞いてくれました。

お話しの後は質問タイムでしたが、中々面白い質問が多く、「お坊さんはなんで髪を切るんですか?」など聞かれて「仏教では煩悩こそが苦しみをうむ原因だから、その煩悩の象徴的な一つでもある髪を剃る事は煩悩を滅尽する覚悟でもある」などとは答えれる訳もなく(笑)苦労しながら子供たちに返答いたしました。まさに対機説法です。

小学生の子供たちのキラキラした目や純粋な好奇心に触れるとなにやら元気をもらいます。

小学生の頃の私は赤面症で人の前に立つと恥ずかしくて顔を真っ赤にしていました。その私が今では100人の前に立って平気で話をしていると不思議な気持ちになります。目の前の子どもたちもやがて大人になり成長し、社会で活躍するのだと思うと感慨深いですね。

米原小学校4年生の皆さん有難うございました。見かけたら声をかけてね。

住職 永島 匡宏 合掌

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