令和7年盂蘭盆施食会法要
猛暑の候、皆様はこの暑い夏いかがお過ごしでしょうか?
8月は住職にお盆参りになどもあり、多忙の月となります。特に今年は猛暑続きで、例年よりも疲労が蓄積されている気がします。3月頃から僧侶の生命線?である膝も痛め、先々が心配にもなる今日この頃です。
そんな事情はさておき、今年度も地域寺院と檀信徒に参集いただき、盂蘭盆施食会を厳修いたしました。

青岸寺は檀信徒が元々少ない寺院でしたが、檀信徒の高齢化、継承問題などが重なり、ここ一年は檀信徒の集まりも10名を下回っているのが現状です。
勿論、住職の力量不足は否めないのですが、数百年続いている法要も何年続けれるのかわかりません。寂しい事ではありますが、人口変動も少なく、先祖代々の固定の宗教もある地方寺院の現状でしょう。
少なくとも、歴代の住職の守り続けてくれた伝統、檀信徒、墓檀中のご先祖様を供養していく事、現檀信徒の教化を継続していく事は変わりません。
粛々と盂蘭盆施食会を厳修し、施食棚を設け、先祖の精霊、有縁無縁の万物の精霊に感謝し、供養し、生きる私達は修行させていただける、この法要を継承する責務があると自覚して、来年も続けれるよう、精進してまいります。
青岸寺では檀信徒を広く募っています。ご先祖様のご供養は勿論、曹洞宗の禅の教えや生き方なども興味がありましたら、ご連絡下さい。
住職 慧嶽 匡宏
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