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「生死生展」西川礼華氏プロフィール

4月30日~6月8日に開催される二人展示展「生死生」のお一人、西川礼華氏の紹介です。

西川礼華 日本画家(岩絵の具、花土布)

1988年 滋賀県生まれ、滋賀県在住

2013年 京都市立芸術大学大学院美術研究科 日本画専攻修了

近年の展示・主な受賞歴

2025年 平和堂財団芸術奨励賞

2016年 滋賀県次世代文化賞

2024年 「霧と分身」gennzai

「音楽と絵画でつづるおうみの民話」伊吹薬草の里文化センター

    「学園前アートフェスタ」大和文華館文華ホール

2023年 「みくまり」galleryサラ

2021年 「soft territoryかかわりのあわい」滋賀県立美術館

2020年 「第一回千住博日本画大賞展」銀座三越伊勢丹

西川さんとの出会いは6年ほど前に知人の紹介で出会い、作風、人柄に大変好意をいだいて個展を展示していただいたのが最初です。その後も数回にわたり、青岸寺に展示などをしていただき、青岸寺とも非常に所縁のある画家さんです。

彼女の作品を情報なく見た時の感想は、非常に仏教的、特に禅的なものを感じました。彼女の絵は一見すると、抽象的な爽やかな作品に捉える方もいるでしょう。しかしよくよくみていくと、淡く、儚く、そして脆く、更に深く観察すると、「死」も捉えて描かれているのがわかります。しかし、もっと注意深く観察していくと絵から浮き上がるのは「生」という光を感じたのです。

西川氏に作品の制作過程を訪ねると、おおよそ納得がいく答えでした。

この度の展示展は「生死生」です。この意味を来場の方々にはよくよく考えていただき、注意深く作品と対話していただくことをおススメいたします。

住職 永島 匡宏 合掌

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